矯正治療は、全ての歯が永久歯に生え変わる5~10歳までに始めることが最も適していると言われています。その時期であれば骨格が成長途上にあるため、顎の成長を促進したり、抑制したりすることができます。永久歯が生えそろう11歳以降は成人と同じ、本格的な矯正治療を行います。歯に直接力を加えて動かしていく方法です。
しかし、5~10歳に限らず、症例によっては幼児から始めた方が良い場合や、永久歯が生えそろってからした方が良い場合もあります。お子様にとって、最善のタイミングがございますので、まずは一度当院を受診ください。
成人や11歳以上の子どもの矯正治療は、直接歯に力を与えて動かす矯正方法を採ります。一方、10歳以下のお子様の場合、骨格が成長途中であるため、成長する力を利用して形を変えることが出来ます。永久歯に全て生え変わるまでの時期を「Ⅰ期」、永久歯に全て生え変わってからを「Ⅱ期」とし、2回に分けて治療を行います。
それぞれの症状によって、Ⅰ期だけで済む場合もあれば、Ⅱ期治療のみを行う場合もあります。Ⅰ期治療を行えば、たいていの場合Ⅱ期治療は通常よりも短期間で済みます。
7歳~10歳の時期に口の中や顎の骨を診察し、矯正治療の概要や流れをご説明します。直ちに治療が必要でない場合は、経過を見ます。6歳以下のお子様もご相談に乗ることが出来ますので、治療すべきか迷われた場合はお気軽にお越しください。
口腔内を詳しく診察します。歯形や咬み合わせの採得、口腔内とお顔の写真撮影、顎関節のチェックをします。
検査結果を基に治療計画や期間、そして費用や支払い方法などをご説明します。すぐに治療が必要ではない場合は、しばらく経過を見ます。
矯正装置を装着します。3~8週間おきにご来院いただき、歯の状態チェックや装置の調整を行います。治療期間の目安は1~3年です。
歯並びがきれいに整い、よく噛めるようになったら矯正装置を取り外します。この後、位置が落ち着くまで1~2年の保定期間に入ります。
保定観察の終了後は、定期的なお口のメインテナンスに入り、しばらく経過を見ます。第2期治療は、患者様によって有無が異なります。
検査を経て必要であれば、永久歯が生えそろった12~15才から第2期治療を行います。基本的には大人の矯正と同じ治療内容です。
再び保定装置を使用して、咬合を安定させます。骨や歯肉が元の位置へ戻ろうとするのを阻止します。
終了後は患者さんと話し合い、継続的に半年から1年に1度の間隔で来院していただき、歯肉の状態や咬み合わせをチェックします。
いとう歯科クリニック
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